ano(あの)1stツアーライブ「トキメキ偏愛・復習ツアー」は、CSのテレ朝チャンネルで独占生中継。
本記事では、ano(あの)1stツアーライブ「トキメキ偏愛・復習ツアー」のテレビ放送・ネット配信情報などをまとめています。
ano(あの)1stツアーライブ「トキメキ偏愛・復習ツアー」配信まとめ
ライブ日時 | 配信・放送 |
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6月30日(金) 北海道・札幌 cube garden OPEN 17:45 / START 18:30 |
配信・放送なし |
7月7日(金) 愛知・名古屋 E.L.L. OPEN 17:45 / START 18:30 |
配信・放送なし |
7月23日(日) 福岡・DRUM Be-1 OPEN 17:15 / START 18:00 |
配信・放送なし |
7月26日(水) 東京・恵比寿 LIQUIDROOM OPEN 17:30 / START 18:30 |
テレ朝チャンネル |
7月29日(土) 大阪・梅田 シャングリラ OPEN 17:15 / START 18:00 |
配信・放送なし |
またCS放送がテレビに映らなくてもネット視聴できます。
anoとしては初となる全国ツアー公演の中でも、人気の東京公演の模様を放送します!
他では見られない放送となりますので、この機会をお見逃しなく。
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名称 | ano(あの)1stツアーライブ「トキメキ偏愛・復習ツアー」 |
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会場 | 北海道・札幌 cube garden 愛知・名古屋 E.L.L. 福岡・DRUM Be-1 東京・恵比寿 LIQUIDROOM 大阪・梅田 シャングリラ |
開催日 | 6月30日(金)北海道 7月7日(金) 愛知 7月23日(日)福岡 7月26日(水)東京 7月29日(土)大阪 |
開場・閉演 | 開場17:45/開演18:30 北海道 開場17:45/開演18:30 愛知 開場17:15/開演18:00 福岡 開場17:30/開演18:30 東京 開場17:15/開演18:00 大阪 |
出演 | ano(あの) |
セトリ | デリート ンーィテンブセ アバシ― Peek a boo 涙くん、今日もおはようっ 普変 AIDA スマイルあげない イート・スリープ・エスケープ コミュ賞センセーション 絶対小悪魔コーデ ちゅ、多様性。 アンコール SWEETSIDE SUICIDE |
放送日 | 2023年7月26日(水) テレ朝チャンネル |
anoとして初めての全国ツアー『トキメキ偏愛♡復讐ツアー』が開催されることとなりました。
その中でも特別な東京公演が恵比寿LIQUIDROOMで行われ、そのライブが独占生中継されることが決定しました!
バラエティ番組やCM出演などでお馴染みのanoですが、今回のツアーでは一味違う魅力を発揮すること間違いなしです。
ミュージシャンとしてのanoの真髄を、全国のファンに向けてお届けいたします。彼女の独特の世界観とパフォーマンスに期待が高まりますね。ぜひ、お見逃しなく!
この公演では、anoと共に多数の楽曲制作を手がけてきたTAKU INOUEがギターを、そしてレコーディングでの共演者である西浦謙助がドラムで参加。彼らが力強くanoのデビューソング「デリート」のイントロを刻み始めると、彼女がステージへと登場し、完売となった観客席からは感動の歓声が上がった。静かに囁くような始まりから、一気に高まる情熱的なサビに移行し、anoは観客への想いを伝えるように腕を高く挙げて歌った。続いて演奏されたロックナンバー「ンーィテンブセ」では、彼女はその情熱をさらにエスカレートさせて表現。その後「アパシー」を歌い上げ、「Peek a boo」の際には2名の女性ダンサーが加わり、楽曲の持つ特別な雰囲気を共に演出した。
この回の公演で数曲の新作が取り上げられ、その中の一つが5曲目の「涙くん、今日もおはようっ」だった。この曲は聞く人の心を温めるポップでキャッチーなロックトラックとなっており、その間奏ではanoが「恵比寿! おはようっ!」とフロアにジョビアルに声をかけていた。また、「普変」の演奏時にはステージ最前方の柵に乗り、観客の手にしっかりと掴まりながら会場を盛り上げていた。そして、「AIDA」での演奏では、TAKU INOUEの生み出す魅力的なノイズの背景で、anoが全力で感情を込めて歌っていた。
ステージからanoが一時姿を消すと、ダンサー達が巨大なマクドナルドの紙袋を持ち込んでパフォーマンスを繰り広げ始めた。そして、紙袋を破るところから新しい衣装に身を包んだanoが再登場。ここまでライブはロック調のナンバーが中心だったが、ダンスナンバーの「スマイルあげない」を始めとする、よりポップな楽曲へとシフトした。リリースされていない「イート・スリープ・エスケープ」や初公開の「コミュ賞センセーション」などの新しい楽曲も続々と披露された。特に「コミュ賞センセーション」を歌う前に、anoは「話すのは得意だけど、心の底からのコミュニケーションは難しい。『ありがとう』さえ言うのが難しいこともある。でも、ライブで感情を直接共有するのは、本当に特別な瞬間だと思う。ライブは私の最も自然な表現方法で、これからも続けていきたい」と心情を述べた。
ライブのクライマックスでは、「絶対小悪魔コーデ」と「ちゅ、多様性。」というヒット曲が次々と演奏され、会場は大いに盛り上がった。その高揚感の中、「F Wonderful World」が本編のフィナーレとして披露された。観客がanoと一緒に歌い上げる中、彼女は興奮を抑えきれずにフロアへとダイブした。その瞬間、会場全体が最高潮の熱気に包まれ、しばしの後にライブは一区切りを迎えた。
ステージに再登場したanoは、アンコールの声を胸に、心の中の葛藤を率直に語りだした。「最近、自分の置かれている状況に疑問を感じることが多くて、『本当にファンの皆さんや音楽と真摯に向き合っているのだろうか』と思うことが増えました」と彼女は打ち明けた。そして続けて、「日が暮れるたびにそうした疑問で頭がいっぱいになって、仕事は増えていく一方で、暗い部屋で眠りの浅い夜を過ごすことが多くなった」と心の内を明かした。「ライブやツアーで直接ファンのみなさんと繋がるこの瞬間が、私にとって本当に救いです。スクリーンの向こう側だけの存在になるのは辛かった。もちろん、そういった場所で伝えられる想いもあるけれど」、「時には孤独を感じすぎてしまうけれど、今日みたいな場面で皆さんがいることを実感できて、力を得られる」と深く感じた思いを述べた。その瞬間、会場は深い静けさに包まれ、観客全員がanoの言葉に耳を傾けていた。
最後に、anoは感慨深げに「もしも私の存在を忘れてしまっても、今日この場にいた瞬間の記憶だけは保ってほしい。そして、どんなに辛くて終わりを考えることがあっても、この日のことを思い返し、『あの日のライブで辛くなかった』と感じてくれたら幸いです」と話した。続けて、彼女が作った「SWEETSIDE SUICIDE」をアコースティックギターの伴奏で心をこめて歌い上げた。その優しい歌声は、まるで観客一人一人への手紙のようだった。曲が終わると、彼女は「ありがとう!anoでした! さようなら!」と元気に会場に声をかけ、ステージを後にした。テレビでの可愛らしいイメージ“あのちゃん”とは異なり、この初ツアーではアーティスト“ano”としての深い魅力を14曲を通してしっかりと伝えるライブとなった。