2023世界新体操選手権スペインのテレビ放送予定

新星・山田愛乃は前回の成績を乗り越え、喜田未来乃は大きなステージでの初挑戦へ！ これまで世界新体操の舞台で数々の成果を上げ、チームの中心として活躍してきた皆川夏穂が一昨年に、 また昨年は東京五輪の日本代表として活躍した喜田純鈴が引退。

新たな時代の幕開けが日本を待つ中、20歳の山田愛乃が新たなエースとして台頭。170cmの高身長を利点とした圧巻のパフォーマンスで、一昨年の全日本選手権で4つのタイトルを獲得。

しかし、昨年の世界新体操では期待される成果を出せずに終わった。 その彼女のコーチとして、以前のエース・皆川夏穂がサポート。2人で今年の大会での成功を目指している。

また、目が離せないのが、東京五輪代表の喜田純鈴の妹・17歳の喜田未来乃。171cmのスタイルと、その表現豊かな演技が注目の的。彼女もまた、劉コーチのもとでのトレーニングを受けており、今年のワールドカップでの順位がその実力を物語っている。彼女も、今年初めての世界新体操大会への参加が決まっている。

前回の世界新体操大会でその実力を証明したイタリアのソフィア・ラファエーリ。 彼女は個人総合をはじめ、フープ、ボール、リボンの3つの種目でトップに立ち、合計で4つの金メダルを手中に収めた。

唯一金を手にすることができなかったクラブでも、銅の輝きを獲得し、すべての種目で表彰台への登壇を果たした。 そんな彼女の王座に、ブルガリアのニコロバやドイツのヴァルフォロミーフといった国際的なトッププレイヤーたちが挑戦を仕掛けてくる。

2015年から一貫してメダルを手にしてきたフェアリージャパンの団体は、東京五輪後に大きな世代交代を迎え、出場メンバーは2人だけになった。

新しい体制の下、前回大会では団体総合で8位という結果に終わり、どの種目でもメダルを得ることはできなかった。 次回の大会やパリ五輪での出場を視野に入れ、前回の成績を上回るための挑戦が始まる。団体総合で上位5カ国のみが出場資格を得ることができるが、前回の大会でその資格を獲得したブルガリア、イスラエル、スペインは除外される。

新体操の特性として、2年ごとに使用する道具が変わるが、今回も前回同様、3つのリボンと2つのボールを使った競技と、5つのフープを使用した競技が行われる。