IQ160清掃員モルガンは捜査コンサルタントの配信・放送予定

IQ160と高い知識・観察力を持つ夜間清掃員モルガン・アルヴァロは、夫殺しと妻失踪の事件で、消えた弁護士を「被害者」として指摘し、捜査を活性化させる。捜査行き詰まりで警視正はモルガンに提案をする。

ホテルの浴室で水死体が見つかり、連れの女性は死亡時刻前に部屋を出ていた。犯行可能性のある人物はいない。モルガンは警察の捜査に参加し、カラデックと協力しながら被害者の身元を特定。しかし、危険な展開が起き、モルガンは辞めると表明する。

地元の影響力ある人物、グランジョンがホテル事業で成功した人物で、孫娘2人が誘拐されたと告げてくる。元婿のフランクが孫娘たちを奪った容疑をかけられるが、カラデックとモルガンはグランジョンの態度と周囲の言動に違和感を覚え、フランクの所有していた農園を調査する。

エキゾチック・アニマルの獣医師ファニーが死亡。友人の捜索願からカラデックとモルガンが調査へ。ファニーと口論した男性の似顔絵を作成し、ファニーの両親は昔交際相手のロイックと確認。服役中のロイックが出所しており、犯行を否定している。

犬の散歩中の男性が襲われ、袋を頭にかぶせられるが、救急隊が間に合い脈が戻る。犬に手を焼きながら、モルガンとカラデックたちは情報を収集。しかし、被害者は意識が戻らず、父娘関係に複雑さがあった。最近、彼が娘と連絡を取っていたが、もう1人の娘の正体は謎となる。

職業体験学習中、モルガンは娘のテアを捜査現場に同行させる。テアは気兼ねなくスマホで録画し、配信まで行う。被害者の口から“ジョゼファ”と書かれた紙が見つかるが、関係者にはその名前の女性はいない。捜査陣に“ジョゼファ”が工業団地の名前であることをテアのフォロワーが情報提供。被害者はその工業団地でウルトラス同士の争いに参加し、相手を病院送りにしていたことが判明。

リゾート地の浜辺で男性マルテンスの遺体が見つかる。不審者目撃者の若い男ジョナタンが協力し、作成した似顔絵が彼自身だった。混乱したジョナタンは、幼少時にマルテンスから受けた性的虐待の記憶が戻り、自分が犯人だと自白。しかし、状況からはジョナタンが犯人とは考えにくいというモルガンの意見がある。

若い女性がひき逃げされ、盲導犬を連れた女性が遺体を発見。逃げた車は被害者の車だった。被害者が死ぬ前に電話した相手も、数か月前に同様の事故で亡くなっていた。連続殺人の可能性が浮上するが、2人の被害者の関連性が不明。カラデックとセリーヌの信頼関係が、モルガンとの秘密捜査によって揺らぐ。

ショッピングモールの靴店で店員セヴリーヌの遺体が見つかる。驚くべきことに、発見者はモルガン。元夫からの頻繁な電話に対処するため、カラデックと共に話を聞きに行くが、モルガンは推理を駆使してセヴリーヌの姉を見つける。そこでセヴリーヌの意外な過去が明らかになる。

監察によるカラデックへの調査は終了し、無実が証明される。しかし、今度はモルガンが調査対象となり、停職となる。自宅の天井が崩れ、家族全員がジルの家に避難。モルガンはカラデックが自分を売ったと誤解し、激しく怒る。郊外で見つかった遺体のDNAから、被害者が警官だったことが判明。同僚に連絡しに行くと、実は“被害者”本人が出勤しており、死体は警官の一卵性双生児の姉妹であったことがわかる。

復職の条件として、モルガンは警官としての訓練を受けることになる。さまざまな部署での体験を経て復職するプログラムだが、モルガンのやる気は皆無。緊急通報窓口のオペレーター実習でも、軽口を叩いて教官を困惑させる。そのとき、「女性が撃たれるのを見た」という通報が入るが、通話は突然途切れてしまう。通報者の身元を追って出向いた先で、女性は「通報していない」と言い、通報に使ったはずの携帯も失くしていた。

納屋で少年の焼死体が見つかる。身元を特定できたのは燃え残った足首のタトゥーだけ。被害者ヴァランタンの実家の牧場からは優勝牛が盗まれた。２つの事件につながりはあるのか。ヴァランタンのモペッドの給油記録から、彼が学校へ通わなかったことが分かる。家族に何を隠していたのか。そして、家を買う決断をしたルドとモルガンは、銀行と公証人とともに手続きを進めていく。

ルドと別れたモルガンは、セリーヌの家に居候する。２か月間引きこもってしまったモルガンを立ち直らせるため、セリーヌはモルガンを外出させるようにと説得する。被害者は女性判事で、評決が迫った裁判に関連してオフィスで頭部を強打された。捜査の過程で、モルガンは女性記者と出会い…。

若い男性の遺体が発見され、彼の正体が明らかにならない。モルガンの洞察力で彼の勤務先が特定され、人物像が浮かび上がる。彼の周囲には多くの女性が関わっており、その行動は不可解だった。モルガンは同僚たちの噂話を記者に流すことで信頼を失い、チームの仲間たちとの関係が悪化する。潜入捜査中にセリーヌと激しい論争が勃発してしまう。

女当主エレン・ルコックの葬儀後、「首を絞めた痕跡がある」という報告があり、遺体の発掘が始まる。しかし、棺には遺体ではなくマリア像が入っていた。末期がん患者だったエレンを誰が殺し、遺体を奪ったのか。セレブ一族それぞれに思惑があり、モルガンは調査に乗り出す。一方、モルガンは新居への引っ越しに、カラデックはロクサヌが企画する誕生日パーティーに頭を悩ませていた。

ロクサヌは襲撃され、元恋人でテアの父親であるローマンの過去を調査していた。カラデックとモルガンは、15年前の担当解剖医や当時のローマンの逮捕に関与した警官などを調べ、疑いを向ける。過去の情報を集めていくが、明らかになるのはモルガンにも意外な事実だった…。

モルガンは以前の警察のカウンセラーの仕事をやめ、清掃業に転職していた。しかし、彼女が派遣された邸宅の主、エミリーは、自宅の中で敷物やクッション、書籍などが勝手に移動する現象や、監視されているような感覚に悩まされていた。エミリーはそれをモルガンの仕業だと疑い、両者の間で口論が発生。結果、モルガンはその清掃の仕事も放棄することになる。しかし、収入を失ったアルヴァロ家は生活に困窮し、電気やガスも利用不能となる。困ったモルガンはエミリーに接触し、その謎の出来事を解明することを提案する。

エミリーの亡骸を見つけたモルガンは、事件の犯人とみなされてしまい、拘置所に収監される。面会に訪れたカラデックに向かって「自分は罪を犯していない」と主張するモルガンだったが、気軽に持ち去った腕輪が実は高価なものであることが判明し、彼の立場はさらに厳しくなる。一方、セリーヌやその他の捜査メンバーは、モルガンのために動き、裏取引や情報収集を進める。モルガン自身も、同じ囚人たちの協力を得て、真の犯人を見つけ出すための手掛かりを探し求める。

モルガンは再び相談役としての職に戻ったが、給与は3割減らされていた。新たにティモテを雇ったことによる予算削減が理由だった。そんな状況に不満を抱くモルガン。その頃、女子高生が命を奪われる事件が起こる。彼女の自宅を探ると、父親に何かを秘密にしていることが発覚。実は、その被害者はネットでブレイクし、レコード会社とも契約したヒップホップアーティストだった。元カレや近隣のギャングらも絡む中、事件の解明は難航していく。

車から放り投げられた形跡のある遺体が発見された。その犠牲者は、イヴァンという離婚の最中の一人住まいの男性。彼は経営コンサルタントとして何度も大量解雇の指示を出し、敵意を持つ人も少なくなかった。加えて、彼が自宅を長期間放置していた事実も浮かび上がる。さらに、警察署内では続々とインフルエンザの感染が拡大。健康に異常なまでのこだわりを持つカラデックも、イヴァンの関わっていた修行施設にいた自称導師の男に接触した後、遂に体調を崩してしまう。

池畔で銃撃を受けた遺体が発見された。その犠牲者は、8歳の子供を持つアデルだった。主要な容疑者としてのダヴィドを捜査するも、彼は高飛車な様子でアリバイも確認される。一方、ティモテを手玉に取るモルガンと彼の子供たち。2人の関係を公にしようと思い始めるモルガンだったが、ティモテは懸念を感じていた。やがてアデルとダヴィドの間の過去の絡みが浮上し、カラデックはダヴィドを強硬に尋問する。

大学の教室で、医学部の女子学生サロメが心臓に傷を負って死亡しているのが見つかった。行動が怪しい校務員に尋ねると、「彼女は20年前からこの大学にいる。年齢を重ねていない。彼女は吸血鬼だから心臓を突き刺したんだ」という不可解な話を繰り返した。死因調査の際、彼女が心臓に傷を受けたタイミングでは既に生命を失っていたことが判明。この奇妙な状況に、解剖医や捜査チームも頭を悩ませる中、さらに驚くことに、暗闇で逃走していたのは亡くなったはずのサロメ本人だった。

ウサギの衣装をまとった男性が命を奪われていた。新郎が独身パーティーから姿を消しているという情報を受け、結婚式を挙げる予定の城へとカラデックとモルガンが足を運んだ。だが、新郎のウィルは無事で、殺されたのは彼の代わりに着ぐるみを纏っていたドライバーのサミールだったという事実が明らかに。意外な展開でウエディング・コーディネーターの役目を受け持つことになったモルガン。知事が介入し、捜査が難航するカラデックの代わりに、潜入調査を行う許可を得ることができた。

リサイクル店のオーナーが命を落としていた。電動ドリルによる非道な拷問を受けた上での暴行だった。店内の秘密の金庫からは、疑わしい現金や貴重な宝石が見つかった。これらの宝石が、最近父のセルジュが高齢の女性から強奪したものと同じであることにモルガンは気付く。父の違法行為が露呈しないように、捜査の合い間に手を打つモルガン。しかし、電動ドリルでの事件の犯人は、セルジュを脅迫していた男をも排除。次に狙われるのは、どうやらセルジュのようだ。